今日もしっかり寝たはずなのになんだか眠い、最近いくら寝ても疲れが取れた気がしない、休日は日頃の疲れがたまってずっと寝て終わってしまう。
睡眠の質を上げてもっと有意義な休日を過ごしたい。
今回の記事は、そんな悩みを抱えている方全てに読んでほしい内容となっております。
■はじめに知っておいて欲しい!レム睡眠とノンレム睡眠の違い
みなさんは「レム睡眠」「ノンレム睡眠」というワードを聞いたことがありますか?
これは、それぞれ「浅い眠り」「深い眠り」を表現しています。
私たちは脳を休めることで休養をとっています。つまり、体が寝ていても脳が休むことができていないと「眠ったはずなのに疲れが残っている」という状態になってしまいます。
この「体は眠っているけど、脳が眠ることができていない状態」というのがレム睡眠です。
睡眠をとり始めてからの3時間は主にこのレム睡眠の状態であるといわれています。
その後、レム睡眠とノンレム睡眠(深い眠り)の状態を繰り返しながら、私たちは休息をとっていきます。
睡眠の種類について分かってきましたか?
それではさっそく、こまったくんととべぶたくんの会話から睡眠の質を下げてしまう行動や、寝る前の正しい習慣を知り、今後の生活に役立てていきましょう。
■寝ても疲れがとれないなぁ
こまったくん:ふわぁ~
とべぶたくん:あれ?こまったくん寝不足なの?
こまったくん:いや、よく寝てるはずなんだけどね
昨日も8時間くらい寝たし
とべぶたくん:寝る前にお風呂はちゃんと入ってる?
こまったくん:いや、シャワーで済ませちゃってるかな
お風呂に入ることと睡眠が何か関係あるの?
とべぶたくん:関係あるよ!
お風呂以外にも寝る前の習慣が睡眠の質を左右するんだ
それじゃあこれから、寝る前に取り入れたい習慣と、睡眠の質を下げてしまう習慣について解説をしていくね。
■寝る前に取り入れたい3つの習慣
○寝る1時間前の入浴
とべぶたくん:まずはこれかな
寝る前にお風呂に入ると安眠効果が得られるんだ
この時に入るお風呂の温度は38℃~40℃くらいがおすすめだよ
熱いお湯の場合だとリラックス効果というよりも副交感神経の働きが活発化してしまって眠れなくなってしまうからお湯の温度には注意が必要だよ
入浴により得られる嬉しい健康効果についてはこちらの記事で詳しく解説を行っているからぜひ読んでみてね
▼【ちゃんとお風呂に浸かるべき3つの理由】シャワーだけなんてもったいない!
入浴後は1時間以内を目安に寝ることが大切だよ
これは、入浴することで上がった体温がゆっくりと冷めていくことでより深い眠りにつくことができるんだ。これは、人間が恒温動物であることが原因で眠りにつきやすくなっているんだ。恒温動物っていうのは外気の温度に関係なく一定の温度帯に体温を調節する動物のことだよ。寒いところに行ったりすると眠気を感じることがあるよね。
あれと同じ原理でゆっくりとした体温の低下は眠気を誘ってくれるんだ。
たまに寝たいのにどうしても眠れない夜ってあるよね。そんな時にも入浴はオススメの安眠方法なんだ。
○寝る3時間前には食事を終わらせておく
これはダイエットをするうえでよく耳にする内容じゃないのかな?
3時間というのは食べたものを消化するために必要な最低限の時間です。
胃や腸といった消化器官は僕たちが寝ている間も絶えず働いてくれているんだ。しかし、睡眠中には消化器官の活動も通常の約70%程に下がります。そんな中で睡眠時に胃の中の食べ物が残ったままだと、消化器官が活発に働いてしまうことで、脳も興奮状態となってしまい浅い眠りになってしまいます。それで翌日に疲れが残ってしまっているという状態になってしまいます。
また、胃の中に食べ物が残ったまま寝てしまうと消化不良を起こしてしまい、胸やけや体の気だるさを引き起こしてしまう原因になります。
こういった理由から、睡眠時は空腹の方が睡眠の質が上がるんだ。
○寝る2時間前以降は「スマホ」「パソコン」などの液晶画面を見ない
最近ではこれもよく耳にするのではないでしょうか?
寝る前にスマホやパソコンを見ることで脳が興奮状態になってしまい眠ることができなくなったり、浅い眠りになってしまうという結果を引き起こしてしまうんだ。
これもよく聞くワードなんだけど、スマホやパソコンの液晶画面から放出されている「ブルーライト」が、この睡眠不足の原因のひとつでもあるんだ。
ブルーライトは睡眠だけではなく視力の低下なども招いてしまいます。
とはいえ、仕事などの関係上夜遅くまでパソコンの画面を見なければならない方もいるでしょう。そんな方にはブルーライトカット眼鏡などもありますね。
僕も愛用していますが、目の疲れ方が違いますね。
ぜひ試してみてください。
■最後に
今回の記事では質の高い睡眠をとるための方法について解説を行ってきました。
質の高い睡眠をとることは「疲れがたまりにくい」「ダイエットの効果が高まる」「日常のパフォーマンスが上がる」など良いことづくめです。
また、私たちは人生の3分の1を眠って過ごしています。
そう考えると、すごく重要な行動であると思いませんか?
今回は詳しく解説は行いませんでしたが、寝具にこだわることも睡眠の質を高める方法のひとつですよね。
日々の生活習慣を見直すことでよりよいライフスタイルを目指していきましょう。
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